臨時総会の顛末について


 実際に臨時総会に足を運べなかった方々は不明な点も多いと思われるので、知りえた範囲で情報をまとめます。

2006/2/18 18:00〜 岩手県公会堂 大ホールにて
開始前 封印されていた委任状のハガキが開封され、「サポーターの会」、NPO法人、選手会の3者立会いのもと、ステージ上で委任状の票数が数えられる。
18:00頃 開始時間だが、委任状の枚数を数えているために開始を遅らせる旨が司会から伝えられる。
グルージャ盛岡の選手たちも20名ほど会員として参加していた。
18:30頃 票数を数え終わり、通常総会開始。会場内には100名強の正会員が集まった。
この時点で予想以上に選手会側への委任状が多かったのか、「サポーターの会」側の動向があわただしくなったらしい。
開始直後、「サポーターの会」とおぼしき男性が発言を求める。
「消印のない委任状が多かったと聞いた。案内状には16日必着と書いてあるのに、期限までに着いたかどうか、消印がなくては確認できない。消印のない委任状は無効ではないか」

幹事の見解
「クラブハウスに直接届けた人もいるため、消印のないものもあるが、票としては問題ないものと考える。事前に寄せられたもののみを有効票とするためにも、前日に封印して理事長宅に保管という方法をとった」

男性反論
「理事長宅に届いてから不正な票が混じった可能性もある」

理事会、選手会とも思いも寄らなかった悪事案に、会場から失笑がもれたらしい。
なおも食い下がろうとしたようだが、会場内は7割以上が選手会支持の正会員であったらしく、
「正常な議事進行を妨げるな」
とのブーイングにより、発言終了。
議事再開 3者協議の内容について、理事長から報告。
あくまでも、協議された内容であり、決定事項ではないという注意が伝えられた。
【協議内容】
(NPO法人と「サポーターの会」2者による協議内容)
● 株式会社とNPOによる分割運営
● 株式会社は営利部門を担当する
● NPO法人はジュニアやサテライトなど非営利部門を運営する
● 武藤監督の残留
● 「グルージャ盛岡」の名称・マークをNPOと株式会社で共用する
(選手会も含む3者協議の内容)
● 新理事候補を2/8までにNPOから推薦する
● 今後の進め方については新理事候補の方針に従う
                                      ・・・・など
正会員から6項目の質問が、質問状つきで「サポーターの会」代表にぶつけられる。
● 営利部門とは何か。NPOにはもともと営利部門はない。
● サポーターの会の構成メンバーは何人なのか。
                                      ・・・・など
なぜかほとんどの質問にA澤代表が的確に答えられない。
新理事案提出
案として9名の名が挙がる。
9名中4名がA澤氏など「サポーターの会」側のメンバーだが、数的不利を悟ったのか、「サポーターの会」側3名が全員辞退。
残る5名が壇上にて自己紹介と今後の方針案を説明。
未払い金問題などについても解決への方針が提案される。
臨時総会に向けて集められた署名も
「これほど多くの方々がグルージャ盛岡の選手会を支持しています」
と紹介された。

新理事候補に対し、票決か拍手で承認かを議長が出席者に確認し、拍手で承認することに異論が出なかったため、拍手で承認され、新理事就任。
20:00頃 岩清水氏から旧理事を代表して退任の挨拶があり、閉会。
 以上のような流れで、約2時間で臨時総会が閉会し、「サポーターの会」を含まない新理事案が可決、成立しました。
 新理事には岩手のサッカーに長く携わってこられた方や、吉田忍キャプテンなども入ることから、今後よりしっかりとした体制でグルージャ盛岡が運営されていくことと思います。
 リーグへのチーム登録など、目前に迫った事柄への対応により、チームからサポーターへの説明が遅れることもあるかもしれないが、1ヶ月くらいは生まれたばかりの「新生グルージャ」を温かく見守ってもいいのではないでしょうか。

 関係者の方々、お疲れ様でした。
会員の取り扱いについて

 一部新聞記事において
「「サポーターの会」は「入会金を支払わずに会員と認められている人がいる」など議事の進め方に問題があるとして新理事候補者を取り下げ」
とある部分について補足。

 新理事候補が事前に弁護士3名(刑事訴訟に詳しい方1名、民事訴訟に詳しい方2名)に確認したところ、
「定款には正会員の支払い期限について明記されておらず、その場合は慣例的に1年の猶予が認められる」
との回答を得ているとのこと。
 つまり、2/18の臨時総会における議事の進め方にはとくに問題がないと判断される。

 「「サポーターの会」の一員である元副理事長がこの定款の作成に携わったわけですから、内容についてはよくご存知でしょう」
という新理事候補の発言に対し、元副理事長からはとりたてて反論はなかった。


※補足追加
「入会金を支払わずに会員と認められている人がいる」
というのは、名義借りして架空票を作ったということではなく、ぎりぎりまで選手会側が入会者を募ったため、入金の銀行処理が間に合わなかった人がいたということらしい。


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